数年以内に、わが国貿易総額の80%以上がFTAでカバーされる見通しです。
関税という障壁を無くして世界の国々とビジネスできる日が、目前に迫っています。国際ビジネスにおける必須アイテムFTAを使いこなすために、FTAプランナー資格の取得を通じて、最短で効率的にFTA全面活用に向けて前進してください。
「善は急げ」は、貴社のFTA活用のためにある経営標語です。
本格的に始まった自己証明制度は、各企業が手探りの中、制度運用が始まりました。各地で開催されたセミナーは超満員で、混乱ぶりが象徴されています。
近い将来、自己証明制度を利用した企業が、輸入国税関からの事後確認(検認)を受ける可能性を否定できないばかりか、その頻度がこれまでより格段に高まると予想されます。但し、過度な反応は、企業の活動を委縮させます。それを未然に防ぐ方法は、FTAに関する“知”の習得であると思います。個々に行うコンサルティングは速攻性があるものの、継続的な企業活動に欠かせないのは人材育成です。更に、今後も条約の改正や、新しい条約締結に対応するには、継続的な知識の習得や運用が企業に求められます。
「FTAプランナー」資格を創設したことは、FTAに関する専門人材の育成であり、企業のリーダーを育成することです。FTAプランナーに求められることは、単に貿易部門や物流部門に限らず、サプライチェーンの構築や調達方法を考える戦略部門や生産部門、経営部門とも横断的に渡り合える専門人材としての活躍です。また、本資格制度は、資格を付与して終わりではありません。資格取得後も継続的な教育や最新情報を提供します。そして正しく運用する力を身につけ、更には受講者である方々がその実務上の情報をフィードバックして、知を“蓄積”し“共有”していただくことを目標にしております。
ゲイル株式会社 代表取締役 國分由喜夫
メガFTAと呼ばれる日欧EPA、TPP11が発行し、原産地証明が自己証明制度のみとなりました。これまでの第三者証明制度との違いを含め、FTA原産地規則を理解することは、単なる手続き問題に留まりません。関税の減免効果を通じたサプライチェーンの多様化などFTAのメリットを最大限享受できるかどうか、今後のビジネス展開にとって喫緊の課題です。
本セミナーの第1部では、FTA原産地規則に造詣の深い麻野良二先生に、企業が認識すべきポイントを主要業種ごとに、特徴と企業事例を交えてご講演いただく予定です。
第2部では、新たに始まるFTA人材教育事業「FTAプランナー」資格制度をご紹介させていただきます。輸出事業者様は勿論、サプライヤー様、輸入事業者様も原産地規則の重要性を基礎からご理解いただけます。さらに、新たなFTAの締結情報や注意事項を提供するとともに、実際に起きた事例や情報等を、受講者同士が共有できる仕組みもご提供させていただきます。是非、この機会にご参加下さいますようお願い申し上げます。
2019年9月19日(木)13:30~16:30
会場:大阪産業創造館
住所:大阪市中央区本町1-4-5
最寄駅:「堺筋本町駅」から、徒歩5分
会場へのアクセスについて
貿易に携わる中堅以上の実務経験者
1社2名様まで
無料
ゲイル株式会社 セミナー事務局
東京都千代田区神田須田町2丁目2-7 トーハン須田町ビル6階
TEL:03-5297-7041 FAX:03-5297-7042
株式会社バイナル
大阪市中央区北久宝寺町3-5-12 御堂筋本町アーバンビル5階
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担当:竹内(r-takeuchi@binal.co.jp)