古河電気工業様向け貿易業務システムとSAP S/4HANAの連携におけるQCDが高く評価され、FITEC様から感謝状をいただきました。

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古河電気工業様向け貿易業務システムとSAP S/4HANAの連携におけるQCDが高く評価され、FITEC様から感謝状をいただきました。

古河電気工業株式会社(以下、古河電工)様向けSAP S/4HANA導入プロジェクトにおいて、弊社が担当した貿易業務システムの開発が品質・コスト・納期(QCD)の面で高く評価され、SIerであるFITEC株式会社(以下、FITEC)様から感謝状を授賞しましたのでお知らせいたします。

今回FITEC様が主導されたSAP S/4HANAと貿易業務システムとの連携構築においては、通信・エネルギーインフラ、電子部品、自動車部品、金属材料など、さまざまな事業を海外展開されている古河電工様ならではの課題がありました。通常の輸出・輸入の貿易取引に加え倉庫間移動、返品、サンプル品輸入など業務パターンが複雑かつ多岐にわたり、SAP S/4HANAですべてを網羅することはQCDの観点から困難でした。このためSAP S/4HANAを補完する貿易業務システムを個別に構築することが求められました。

そこで弊社は大規模システムの豊富な開発実績とSAP社との技術的なパートナーシップで蓄積されたノウハウを駆使し、要件定義から設計・開発、テスト工程までのプロセスで生じる種々のギャップを最小限にした効率的な開発計画を立案いたしました。これにより高い品質を確保しつつオンスケジュールでの本稼働とお客様の導入コスト低減を両立させることに大きく貢献しました。開発規模はSE・PG合わせて15名を数え、期間にして1年を超える大型プロジェクトであったにもかかわらず順調に本稼働を達成したことが、今回のご評価につながったものと考えております。

弊社は今後もSAP S/4HANAとの連携ノウハウを活用し、貿易事業者様の現場でお役立ていただけるシステムの提供に努めて参ります。